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長すぎた挨拶 [結婚準備アドバイス]

以前ブライダルプランナーをしていたときのことです。披露宴最初のご挨拶、新郎側主賓のとある住職様がお話を始めました。延々と結局53分間(今でもはっきり覚えています)もの長時間にわたって祝辞を述べられました。信じられない時間ですね。でも、ごくまれですがこんなことが実際にあるのです。おふたりのお祝いの場で良かれと思って話をしている人をさえぎることは、なかなかできることではありません。挨拶をしている人も、この良き日のためにと思って、スピーチに慣れている人ほどついつい長い挨拶になりがちです。

祝辞の長さは結局祝辞を述べられる方の意思に任せるしかないのですが、それでも事前に、ちょっと不安な場合は「挨拶は5分程度でお願いします」と断っておくほうがよいと思います。経験上、一番初め(新郎側主賓)の挨拶が長いと、総じて全ての挨拶が長くなります。なぜか?

スピーチの予定が入っている人は、自分の順番がくるまでなかなかくつろげません。緊張しているからです。そんな状況の中で自分より前の人がたくさんしゃべると「長いスピーチ」と考えることができず「あの人いっぱいしゃべった。私も何かいろいろしゃべらないと」と考えてしまうようです。人間の感覚として、2分では「早い」。5分に近づくにつれ「長い」感情になるのが一般的です。祝辞は内容をしっかりつめて考えて、当日はできれば3分から4分以内に纏め上げると完璧です。

ビデオは編集で後からある程度カットをして見やすくすることもできますが、当日はさすがに「はいカットォ」なんて言うことはできません。

上司、官公庁、ご年配の方にご挨拶を依頼されている場合は、必ず事前に時間については連絡をしておきましょう。



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新郎の恋愛暴露!? [結婚準備アドバイス]

ウェディングプランナー時代、何度か経験があるのですが、新郎の昔の彼女の名前を出して当時のことを話す友人。

最終的には今の新婦を選んで良かったねとなるのですが。そもそも昔の彼女の名前が出るだけで大失態です。新婦側のご親族はもとより、新婦のご両親はどんな気分になるのか想像できないものでしょうか。披露宴中に非常に気まずくなる一瞬です。

ビデオ撮影の依頼の時にも何度か経験ありますが、一度だけ編集段階で昔の彼女の名前が出た部分をカットしてくださいとご連絡を頂いたことがありました。

そりゃ、新婦さんの気持ちになったらかないませんよね。


ブライダルシーンの小物たち [結婚準備アドバイス]

会場装飾で大切なのは、もちろん自分たちの満足、そして出席者の方に関心を持ってみていただけるかが大切です。
極論ですが、結婚するふたりだけでなんでも手作り小物をつくって、たとえばその小物を司会者が時間を割いて紹介させるようでは、かえって出席者の方はひいてしまいます。そういう人はいわゆる「ナルシスト」です。おふたりで何もかも準備するのは良いことだとは思いますが、「自分たちが作った」事を強調するのではなく、あくまでも控えめにしたいものです。

また、披露宴は二人のために行うより、二人の晴れ姿をたくさんの出席者の方に見ていただくことが本来の目的だと思います。じゃ、どうすれば良いか?簡単です、そういった会場装飾をできるだけご家族、ご友人、お知り合いの方に制作をお願いする。またはその制作したものの中に出席者の面影を入れるだけです。たとえばリングピローをお母さんに手縫いしてもらう。たとえばウェルカムボードをイラストの得意な人に制作してもらう。ウェルカムボードには新郎新婦を中央に、その周囲には出席される方との思い出の写真などを小さくで良いですから添えてみる。たとえばブーケはフラワーアレンジメントを習っている友人に作ってもらう。もし気兼ねするようなら多少の謝礼を支払っても良いでしょう。

たったこれだけで、たとえばこれを全て司会者に紹介させたとき、おふたりが全て制作したときはぜんぜん別の反応になり、出席者のお二人に対する印象は大きくかわります。「あぁ、このふたりはこんなにたくさんの親身になって協力してくれる友達がいるんだな」と思っていただけるし、制作をした人に対しては「君にこんな才能があったのか」と、周りの友人、知人から感嘆の声をかけられる。たとえばリングピローを手縫いしたお母さんは「鼻高々」になれるし、そのお母さんの家族や親族はこんなに上手にリングピローを作れる人がいると自慢ができる。ウェルカムボードや配席表などのペーパー類を作ってくれた友人は「ナルシスト」になれるし、その周囲の友人は、こんなに上手にペーパー類を作れる人がいるんだと「自慢」ができる。ようは会場全員が「ナルシスト」になってしまうのです、良いことずくめです。

リングピローは新婦が作りました。ウェルカムボードは新郎の手作りです。リングピローは新婦のデザインしたオーダーメイドです。配席表と席札・メッセージカードは新婦が作りました。ブーケは新婦の手作りです。ウェルカムベアーも新婦が作りました。作る事自体は素晴らしいことですが、これを司会者様に紹介させてしまうと、ひとつだけならまだしも、会場のありとあらゆる小物が新郎新婦による「手作り」だとしたら、せっかく頼りにして欲しかったのにと思う人が何人も出てくるかもしれません。

あ、そうそう。こういった会場に置く小物を会場で依頼するのはお勧めではありません。会場が用意したものは、なんの感情も入っていません。会場の雰囲気を楽しくさせたいという気持ちも確かにあるかもしれませんが、それ以上にお金儲けの手段というほうが大きいですから。それなら用意しないほうがよっぽど良いです。そういったものを上手にできたかどうかは別として作る、そして作ってもらうことによる感情が入ってこそ、そういったものは活きてくるのですから。

ちなみにたくさん作れば作るほどスナップカメラマンやビデオカメラマンには事前に小物の撮影のお願いをしておきましょう。いつもだいたいすべての小物を撮影するのですが、以前に一度だけお客様から「写真が無いです」とお叱りをいただいた事がありました。言い訳をすると、会場のトイレに一輪挿しの花が飾ってあったのですが、まさかまさか新郎新婦様がご用意されたものだとは思わなかったのです。しかもトイレですから女性用には私入れませんし。。。



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挙式スタイルいろいろ ~人前式編~ [結婚準備アドバイス]

あまり披露宴に出席する経験がないと、知らない人も多いかもしれない「人前式」

増えそうでそんなに増えない「人前式」です。人前式の流れは
・新郎新婦入場
・新郎から宣言
・結婚指輪の交換
・宣誓書にサイン
・出席者代表のサイン
・誓いのキス
・退場

といった感じで、進行をするのは当日披露宴の司会をされる司会者であったり、友人であったりします。

人前式は文字通り「人の前でする」式で、会場にいる全ての人に証人になってもらい、結婚の承認をしてもらうという形式です。難しいことは決まっていませんので、たとえば入場時にゴスペルで入場しても、聖歌隊の歌で入場しても、ミュージックCDでもなんでも良いし、新郎新婦が読む挙げる結婚宣言文がどんなものでもかまわないわけです。まさに自分たちで考える式になります。

なんとなく「自分たちでオリジナル」が作れるわけですから、結構はやるのかなと思っていましたが、ここ10年、ボツボツたまにされる事がほとんどです。なぜ増えないか、理由として考えられるのは
・頭がいっぱいいっぱいで式の進行まで考える時間がない
・ただでさえチャペル式を親戚がガヤガヤ言うのに、人前式なんて聞いた事ないなんて言われそう
・よくわからない
・神前、もしくはチャペルにあこがれていたからそちらで良い

という感じでしょうか。3つのスタイルの中では一番自由度の大きな挙式スタイルなのに、それほど増えない。「なんでもできる」というのは帰って二人にとって負担になったりするのかもしれませんね。

あ、うちのビデオサービスも「思い通りに」作るから、お客さん入りにくかったりするのかな?すべてはサンプルを見ればわかってもらえますから(笑)



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挙式スタイルいろいろ ~教会式編~ [結婚準備アドバイス]

現在かなりの人が利用するであろう近い挙式のスタイルである教会式。

牧師がいて、聖歌隊がいて、演奏者がいて、披露宴への出席者全員が出席するスタイルです。流れとしては新郎の入場→新婦と父上の入場→賛美歌斉唱→牧師による聖書の拝読→誓いの言葉→指輪の交換→誓いのキス→宣誓書へのサイン→結婚宣言→賛美歌斉唱→新郎新婦退場です。

この流れで若干順序が入れ替わる会場もありますが、ほとんど間違いなくこのスタイルで、特に変わったところはありません。

教会式の魅力は全員が参列できることと、ウェディングドレスでの式であるということ。あとは今一番はやっているのが教会式であるということ。

すいません、あまりに教会式ばかりなもので、上手なコメントのしようがありません。おそらく昔からの神前式は嫌だという人が選ぶのでしょうが、逆に最近はあまりにこれが普通すぎて、特に魅力のある部分はありません。教会も今はどこも良いつくりになっていますね。

教会選びのポイントとしては、さっきも書きましたが、今はとにかく誰もが教会式の時代で、式の進行そのものを変える事はできません。したがって、選ぶときのポイントは
・いかに他の式場と違う「何か」があること
・ニューオープンの式場で我先に式を行う
この二点が、こだわって選ぶときのポイントでしょう。ついでにもう一点だけ
・持ち込みビデオ撮影がはいれる事
これを条件にすると、もっとうれしいです♪



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