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結婚式場見学の時 これは聞きましょう [結婚準備アドバイス]

SWEETTYPEです。

結婚をするとき、まず最初に手にするものは何でしょう。
ほとんどの方が「ゼクシィ」ではないでしょうか。

そして次になにをするでしょうか。
気になる会場へ足を向けるのではないでしょうか。

そして次になにをするでしょう。
会場の雰囲気、料理の内容などを会場から紹介してもらい、また、プランナーさんの雰囲気などにも影響を受けるのではないでしょうか。

そして次になにをするでしょう。
何件か見学に行った式場の中から、自分たちが一番気に入った会場を選ぶのではないでしょうか。


これではダメ。とまでは言いません。ほとんどの方がそうして行動するでしょう。一生に一度の事で、わからないことだらだけですからね。当然です。


まず「ゼクシィ」はブライダル関連の総合情報誌です。
確かに、掲載されている施設は大量にありますが、ゼクシィを買った時点で、お二人は「ゼクシィ」の掲載店舗へ足を運んでいます。この時点で掲載されていない店舗は省かれてしまっているのではないでしょうか。

プランナーさんは、結婚式場の窓口です。お二人が好印象を受けることも多いでしょう。また、会場の優れた点を矢継ぎ早に説明をしてくれるはずです。でも、「できないこと」と「無理なこと」は見学の時点では絶対教えてくれません。会場担当者様も仕事です。ネガティブ情報は自ら出さないのが当然です。そして、プランナーさんはあくまでもプランナーであって、当日お二人をお世話する人ではないことがほとんどです。それに、ゲストの方が接するのは、会場の配膳係りのスタッフです。

結婚が決まって、会場の下見、見学に行ったときは、「何ができるか」を聞くのではなく「何ができないか」を聞いてチェックすることが大切です。最低限お料理と、飲み物は会場に提供いただくとして注意点をまとめてみます。

・二人が気に入った品物を持ち込んで記念品に入れることはできるか。
 ※記念品や小物でも持ち込み料金を取る会場があります。
 ※たとえば新婦手作りの小物やプチギフトでも1個当たりいくらと言った料金を取られることもあります。
 ※会場契約の業者からしか買えないこともあります。

・ゲストの方が挙式中に写真を撮ることはできるか。
 ※国宝の上賀茂神社でも挙式撮影はできるのに、安っぽい作りの、とあるウェディングハウスでは、神様の前だからという理解しにくい説明を受けて、持ち込みはおろか、ゲストも撮影ができない会場が現実にあります。専属業者だけ挙式の撮影ができるそうです。

・衣装は持ち込みができるか。持ち込みの料金は。
 ※同じく、持ち込み料金がかかることはよくあります。

・美容・着付けは持ち込みができるか。
 ※同じく

・司会者は友人に頼んでも良いか。
 ※友人が司会をしてくれても持込料を取る会場があります。

・披露宴会場は何時間使えるか
 ※絶対2時間以内という会場もあります。
 ※1日好きなように使ってくださいという会場もあります。

・披露宴を持ち込み業者でビデオ撮影しても良いか。
 ※披露宴のみの撮影でもだめな会場もあります。
 ※持ち込み料がかかるところもあります。

・案内状や招待状を手作りしたいのだか。
 ※これはほとんど大丈夫だと思いますが、念のため。

・親族の控え室は挙式の『何時間前から』使えるのか。
 ※控え室の貸し出しが挙式前のわずか30分程度の会場もあります。
 ※挙式2時間前から披露宴終了後ご親族が退室するまでという会場もあります。

・親族の控え室は披露宴がお開きになる後の何時間まで使えるのか。
 ※控え室自体が無かったりする会場もあります。

・ゲストの控え室はあるか
 ※飲み物を飲んだり談笑したりできる部屋です。

・ゲストの着付け室はあるか
 ※着替えをすることができる部屋です。

・料理の細かい指定はできるか。
 ※ゲストの方がご年配の方などによって、内容を変えたりできるところもあります。

・新郎新婦控え室は挙式の何時間前から使えて
           披露宴お開きの何時間後まで使えるか。
 ※時間に追われて控え室を終われるのは悲しいですね。

・自分たちの挙式・披露宴の前後には他の挙式が入るのか。
                     入るなら何時に入るのか。
 ※前後に他の披露宴が入る場合、お二人のスケジュールを振り回されることもかなりの確立で起こります。

・借りた衣装を二次会に来て行きたいが、追加料金はかかるのか。
 ※レンタルした衣装を披露宴後2次会にきていく場合、追加料金がかかる場合もあります。

・「会場料」は必要か、不要か。必要であればその金額は。
 ※単純に披露宴会場という「箱」を借りるための会場料というものがかかる会場もあれば、かからない会場もあります。
 ※会場料を支払ったにも関わらず、その会場に持ち込みカメラマンが入ると持ち込み料を取る会場もありますので、会場によっては会場料は会場を貸し切るための料金ではないところもあります。

・挙式と披露宴の間には何分くらいの余裕があるか。
 ※挙式と披露宴の間が空くとゲストの方が退屈すると言う方もいますが、白無垢、または白ドレス姿でゲストと写真をゆっくり撮れるチャンスはこの時間だけです。

・当日は新郎新婦は自由に動いて良いか。
 ※会場によっては美容室から出してもらえなかったりします。出れるか、出れないかを自分で決める事ができるほうがいいですね。

・会場の装花は持ち込んでよいか
 ※これも確認しておくほうがいいです。

・披露宴のゲストを接客するスタッフはどこから来るのか。
 ※社員、アルバイト、配膳専門の会社、または人材派遣など。
 ※ゲストの方のお気持ちを思えば当然聞くべき質問です。

・披露宴のゲストを接客するスタッフはゲスト何人につき1名付くのか。
 ※通常は1卓に1名がつき、それをサポートするスタッフが2卓につき1名程度つきます。
 ※当日のゲストの皆様が気持ちよくすごせるかどうかというところですのでとても重要です。

・お二人を担当するプランナーは一日挙式から披露宴の間そばについてくれているか。
 ※最初とお開きに顔を出すだけで、ついてくれない式場は多いです。
 ※プランナーが一日中、披露宴中も会場の中で待機してくれるところもあります。
 ※当日披露宴の最中に別の新郎新婦さんとの打ち合わせを入れているプランナーもいます。
 ※来店時の対応から契約、披露宴にかかわる全ての対応、および当日の披露宴の進行まで、それこそ最後の最後まで責任を持って対応してくれる会場もあります。

・スポットライトはあるか。
 ※特に入退場でスポットが無いと、ゲストの方の写真にはほとんどまともな写真が残りません。

ざっと考えて記してみました。
会場のプランナーさんに細かいと思われてもいいです。それで嫌な顔をする会場は、そんな会場です。
これだけのことを聞いても、制限や持込の料金がどれくらいかは別にして、親切に、丁寧に対応をしてくれる会場が良い会場の可能性が高いです。

プランナーさんも、制約の中で仕事をしています。これはどうしようも無いことですが、その中でも少しでもお二人の立場になって考えてくれるような会場、プランナーさんに出会われる事が、本当に良い結婚式と披露宴を挙げることができると思っています。

気に入った会場を選ぶのは、お二人が気に入ったからに他なりませんが、誰よりも、ゲストの方に気持ちよく一日を過ごしていただく上で気に入るのが大切です。

持ち込み料金について  
お花や衣装や小物、撮影関連など、色々なところで持ち込み料金を取る会場があります。会場契約をする前に、なぜその持ち込み料金がかかるのか、きちんと説明をしてもらいましょう。その理由に納得ができれば持ち込み料を払う事になりますし、納得ができなければ、交渉をすることで持込料がかからなくなる事も多々あるようです。そしてその理由が解決できる理由なら、持ち込み料を払わなくても持ち込める可能性があります。

一例、たとえば卓上花の場合、卓上花についている虫が万一料理に入った場合、会場では責任が取れない、また責任の所在がわからなくなる、などの理由を述べられる場合があります。 そんな理由で持込料がかかったり、持ち込みができないなら、会場専属であっても花を料理のテーブルに並べる事自体に問題があると考えてもおかしくないかと思います。

たとえば写真カメラマンを持ち込んだ場合、挙式進行の妨げになるなどの理由なら、事前にカメラマンに会場下見をしてもらえば、専属カメラマンと同じように動くことができますので、進行の妨げにはならないかと思います。

たとえば衣装の持ち込みの場合、衣装の保管をするのに持ち込み料がかかると言われたら、保管しなくて良いと言えば、持ち込み料がかからなくなるかもしれません。

結論として、会場は全て会場で用意する商品を使ってもらわないと利益が上がらないから、持ち込みに対して法外な料金を請求されたり、持ち込みができないといった対応をされますが、そもそも大前提として、会場を貸しきって、使用料を払われているわけですから、貸しきった会場で法律に反する事をしない限り、それは新郎新婦様のご自由であるのが当たり前です。

昔は両親と一緒に打ち合わせをしていた時代がありましたが、今は新郎新婦様が二人だけで会場選びをされます。それも一生に一度の事を、言い方は悪いですが、これから世間に夫婦として出て行くお二人が、何千組も対応してきた会場に二人で入る時点で、会場様の思い通りに契約までしてしまうのはいたし方無いことです。

ここに、年配でたくさんの結婚式に参列したり、自身も結婚をされたご両親の誰かが居るだけで、おかしなシステムに気づくのはとても早いですから、面倒な気持ちもあるかもしれませんが、会場そのものの良し悪しはお二人で決めるとして、その契約の内容など細かなところまで聞く耳を持ってくれる第三者であるご両親の誰かひとりでも同席されるのをおすすめします。

その他の結婚式場アドバイス
結婚式場の見学時だけでなく、結婚式や実際の披露宴中に起こったいろいろな出来事をカメラマン目線で解説しています。

聞くこと、チェックする事はたくさんあります。ひとつひとつ確認することで当日がよりよい結婚式披露宴になります。がんばってください。

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