宝ヶ池プリンスホテル

いつもご覧頂きありがとうございます。
スイートタイプ中村です。

本日は京都にあります宝ヶ池プリンスホテル様で
撮影をさせて頂きました。
宝ヶ池プリンスは京都国際会議場の横にあって、全体に曲線を用いて
周辺の景観になじむように京都風情にふさわしい建築がされています。
今、キャプチャーをしているのですが、映像を残すならやはりホテルが
一番です。新郎新婦を際立たせるたくさんの照明は、それだけで記録に
残る映像に本当に綺麗に残ります。今日も久しぶりのホテルでの撮影
で、あらためてホテルのすごさを感じました。もちろん新郎新婦を綺麗に
見せる照明が完璧なゲストハウスもあるかもしれませんが、残念ながら
いまだ出会った事はありません。

生で見て楽しむゲストハウスウェディング、記録で見て楽しむホテルウェ
ディング。

新郎新婦が迎賓のゲストウェディング、ゲスト全員が迎賓のホテルウェデ
ィング

今日改めて実感してきました。

そんなプリンスホテルで撮影をさせていただいた新郎新婦様。
とにかく今日一日「大変だ、大変だ！」になってしまった事がひとつあります。
挙式前に新郎様とお話しをさせていただいた時に「昨日寝てないんです」
ってひとこと。

いつもお打合せの際に「前日はゆっくり休んでください」と伝えるのが
最近の私どもの慣例です。理由はいくつかありますが、やはり睡眠不足は
顔にモロに出ますし、新婦様のお化粧ノリも良くないことがあったりします。
当日一番綺麗に笑顔で楽しむ為にも、睡眠は一番大事なところです。

ところが新郎様は一睡もしていないようです。遠方からの親戚の方や
新婦様側へのご挨拶などもあり、寝ることができなかったと言うことで
実際見るからにかなり眠たそうです。これは困りました（汗）

撮影時には、カメラを向ける前に確認して、できるだけ眠気の無いときの表情を
撮ろうと努力をしていますが、歓談中にお酒を勧められて、嫌な顔ひとつせ
ずに飲み干す新郎様の顔がみるみる赤くなっていきます。

「これはマズい」

そう思って始まった色直し入場後の新郎様は、ほんとうにうつろうつろとなって
きました。映像はスピーチをされている方、新婦様の表情を撮ることでなんと
かなるのですが、新郎様が全く出てこないのもおかしいですから、レンズを
向けるのですが、もう「寝て」しまっているのです。

多くの方が気づいたか、気づかなかったかはわかりませんが、なんとか
ご両親様への花束贈呈をして、新郎のお父様の謝辞をしているときに、とう
とう起こってしまいました。立ったまま、耐えられなくなった新郎様が、まさに
お父様の謝辞の時に寝たまま倒れてしまったのです。

倒れる直前に自らの足を踏ん張ったのですが、その踏ん張りが相当踏ん張り
すぎて、会場全体に足を踏ん張った「ッバーン！」という音が響き渡り、新郎様
がフラフラとしています。

とにかく、大変でした。。。

皆様、前日は十分な睡眠、そして当日の朝はきちんと朝食を取って、おなかの
中が空っぽになって気分が悪くなるような事のないようにしましょう。

披露宴自体は、笑いあり感動ありで、初めて見た踊りなどもあり、友人様の
度肝を抜くスピーチなどで大変楽しく皆様過ごされており、本当よかったです。
あとは新郎様のあの目をどうやって編集で開けるかが課題でございます。。。

がんばろう、私。
以上中村がお伝えしました。