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ハイビジョンでの結婚式ビデオ撮影 ブルーレイ納品について [ハイビジョン・ブルーレイ(Blu-Lay)関係]

SWEETTYPEです。

2008年より、2カメラでのハイビジョン撮影とブルーレイ納品に対応させて頂きました。

今までもハイビジョンのご依頼も多く、昨年も実際に数組の新郎新婦様から結婚式のハイビジョンビデオ撮影とブルーレイディスクでの納品をさせて頂きましたが、当時はまだ業務用ハイビジョンカメラの性能がアナログ画質の性能に追いついていませんでした。

具体的には、ブライダルという刻一刻と変化する場面で絶対的に必要なビデオカメラの「明るさ」が足りておらず、既存の業務用カメラZ1JやV1J、FX1、FX7などでは、記録時に撮影できる最低の明るさが足りずに、お客様にご満足をいただけるところまでいかないような状況でした。

ビデオカメラが被写体を撮影できる明るさの限界を「最低被写体照度」といい、その明るさの単位は「ルクス」といいます。

0ルクスは暗闇。
1ルクスは月明かりです。


08年春までに使用していた業務用ビデオカメラは、この明るさが「2ルクス」でした。これは結婚式場などで生い立ちビデオなどを上映するときに、その画面を見てりるゲストの方の表情が「ギリギリ」写るカメラでした。


これまでに販売された小型の業務用ビデオカメラは、このルクスが足りませんでした。具体的には

HVR-Z1J 7ルクス
HVR-V1J 8ルクス

明るい場面では、業務用の映像を出してくれますが、暗くなると人物が写らない状態です。

これでは刻一刻と変化する場面状況に対応をすることができません。

このようなことから、導入検討を続けておりましたが、このたびハイビジョンの業務用カメラで、ソニーからHVR-Z7Jというビデオカメラが出ました。

スローシャッターにはなりますが、それでも1.5ルクスの明るさを確保しています。

明るさの足りないカメラの倍ほどするのですが、やはりブライダルの現場には、この明るさがないと、お金をいただける品質にはならないと判断して、今回導入をすることにいたしました。

ご依頼にあたり、本来であれば価格はDVDもブルーレイも揃えたいのですが、ブルーレイのインフラがまだDVDよりも高価なこと、オーダー編集、ご自由な修正作業をモットーにしているため、ブルーレイのインフラも1枚ではすまないため、しばらくの間は、追加料金という形での提供になりますことをご理解ください。


実は、アナログから地上波デジタルハイビジョンに切り替わることで、私のような個人の撮影屋さんはどこもかなりの設備投資を必要としているかと思います。もちろん私どもも例外ではありません。

オーダー編集で撮影時間だけでなく、編集時間も非常にかかることから、ご利用料金を今までよりも若干追加することも考えたのですが、それはお客様のためにはならないので、今回基本のご利用料金は据え置かせていただいております。

ただ、この設備入れ替えにともない、機材の投資負担が大きいため、少しでも運営費を削減するために、現在の事務所をより運営費の掛からない場所へ移転しております。


今後とも、お客様の立場で、お客様のご希望を出来るだけかなえる映像製作を心がけたいと思っておりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。


 



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