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プランナーも「人」です [結婚準備アドバイス]

撮影のお打ち合わせで、お客様からよく聞くお話があります。
「会場の利用代金」そして「プランナーの応対」です。

会場で準備できることやできないモノ。準備できないものやできるモノ。新郎新婦様が持ち込みされるもの、持ち込みされることに制限があったり、無かったり。

お客様からの希望で、当初見積もりよりもはるかに高い金額が高くなってしまったりと、結婚式場の方針、売り方で料金などにも非常に大きな差が出ることがあります。会場使用量ひとつとっても、ゼロのところもあれば、ン十万円のところもあったり。

新郎新婦様からしてみれば、結婚式場の当初プランよりもかなり割高になった、なぜかという疑問がひとつ

利用料の高いものは省いたり、または自分達でより安くなる方法で持ち込みをしたりという事を考えるのに、結婚式場からは「持ち込みはできません」といわれたりすることがひとつ。

最初からこういう結婚式場の制約を知っていれば問題ありませんが、多くは契約書の片隅に書いているか、または「言わない」ことがほとんどです。これは決して悪意があるわけではなく、獲得の為には出来ないことを言わないのは仕方が無いことです。

ブライダルフェアーに言っても、おそらくほとんどの会場が「ここではこんなことができます。あんなこともできます」と、できること、アピールポイントをとにかく説明して、できないことや、都合の悪いことは、言わないことが普通です。だから打ち合わせが進めば進むほど、色々、金銭的、感情的な問題が出てきます。

こんな時、どんな解決方法があるでしょう。

職業が営業の人は得意先を想像して、事務の人は電話口の人を、接客の人はまさにお客様を想像してください。

プランナーも「人」です。
「こんなの聞いてない」「見積もりはもっと安かった」「なんで持ち込みできないの?」

そんな風に言われるのはどうでしょう?

プランナーも「人」です。
「そうかー。知らなかったなぁ。でもなぁ、予算がなぁ。。。でもなぁ、ここでしかできないしなぁ。。。困ったなー・・・。」
「だいぶ高くなったなー。。。欲張りすぎたなー。。。でもなぁ。。。一生に1回だしなぁ。。。どうしようか・・・。これ省くぅ・・・?」みたいな二人の会話
「持ち込みできないかぁ。。。そうかぁ、この会場のお花もいいんやけどなぁ。。。でも、友達の花屋さんがぜひ作らせてって言ってるしなぁ。。。あっちの顔も立てないとなぁ。。どうしようかなぁ。。。」

こんな風に言われるのはどうでしょう?

安くならないかもしれません。
持ち込みできないかもしれません。

でも、できないかもしれませんが、何かの妥協案を出してきてくれることはあるかもしれません。

世の中、全てのプランナーが「お二人の為になんでもご自由にさせて頂きます」はできません。
結婚式場ごとの制約の中で、動かざるを得ないのです。やってあげたい気持ちはみんな持っていると思います。でも、プランナーも、新郎新婦様と上司との間の「板ばさみ」かもしれません。

プランナーの心を、いかに
「してあげている」から
「してあげたい」に変えるのは、新郎新婦様かもしれません。
仕方なく割引されるより、割引をしたいと思ってもらって割引してもらったり、持ち込みをさせてもらうほうが、みんながハッピーになれると思うのですね。

といっても、スイートタイプはできるだけよいものをできるだけお求め安くをモットーです。
割引はできません。ごめんなさい。その分中身に「濃い」のをお渡ししております。

もちろん駆け引きなく、どんなご要望でもできる限りのことをしています。
全てのお客様に平等に、よいものを。



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