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業界の当たり前と新郎新婦様の当たり前 [結婚式のビデオスナップ撮影アドバイス]

こんにちは、いつもごらんいただいてありがとうございます。
スイートタイプです
今日はひとつ、世間一般のブライダルのビデオ撮影と、スイートタイプのビデオ撮影の基本とタブーを比較してみたいと思います。皆さんのビデオ撮影依頼の際の参考にしていただければ幸いです。

【専属撮影業者様の基本その1 ブレないこと】
ブライダルのビデオ撮影の場合は、会場で起こっている内容を撮影するのが基本です。撮れていなければ当然新郎新婦様からクレームをいただく事もあります。そして、映像にブレがある事も厳禁です。できるだけスムーズに映像が流れていくように撮影することが、商品をお渡しした後のクレームも少なくなります。でも、スイートタイプの映像は、よくブレています。でもご依頼いただいたお客様からのクレームはありません。お客様には見づらいはずなのになぜでしょう?

たとえば余興やスピーチの時、スピーチをされている人にピントを合わせて話し始めから、話終わりまでまったく動かさない映像を記録すれば、当然その現場の内容は記録できていますから問題は無いし新郎新婦様も商品を渡されても何も言うことができません。

でも、その映像は面白いでしょうか?スピーチの5分間、ずっとしゃべっている人を取り続けて、カットもまったく変わらない映像を見て面白いと思う人がいるでしょうか?定点観測カメラを見ているような気分になりそうです。でも、できるだけクレームを避けるためには、そういう撮影方法をとらざるを得なくなります。だからスイートタイプでは、最初にサンプルをお送りして、私どもの映像を確認してもらっています。

スイートタイプではスピーチの場面でも、2台のカメラで、それぞれが動きまわりながら、スピーチをされている人の正面、左から、右から、後方から。新郎新婦の後ろから、スピーチを聞いてるゲストや新郎新婦の表情など、5分間でできるだけ内容が盛りだくさんになるように動き回って撮影をしています。移動するわけですから、結果的にブレる映像も増えますが、ブレずに延々固定されている映像より、ブレていても(もちろん延々ブレているわけではありません)たくさんの人の表情が納まっているほうが、後から見返すときに「あー、あの人はこのスピーチの時にこんな表情だったんだ、この人は聞きもせずにビールばっかり飲んでる」などの気持ちを生み出すことができます。

だからスイートタイプでは動き回ります。だからブレます。
今までご利用いただいたお客様にはすべてサンプルをごらんいただいて納得してもらい、なおかつご予約いただいたときにはご了解をいただいた上で、ご利用をいただいて、どうしても耐えられない部分は別の映像に差し替えたりもしているので、いまだかつてクレームは1件もありません。

ブレていない映像が好きな方は専属業者にご依頼するのがベストです。
ブレていても、内容の濃い、面白みのある映像がほしい方はぜひスイートタイプにご依頼ください。

【専属撮影業者様の基本その1 不要なものを映さない事】

ビデオ撮影をしていて、たとえばスナップ撮影が入っているとします。映像の中にスナップのカメラマンが写っていると、本来映像には必要の無い人で、新郎新婦様にとってみれば不要な人です。ですから極力カメラマン、会場スタッフなど必要の無い人物はファインダーの中に収めずに撮るのが当然基本です。でも、スイートタイプの映像にはカメラマンがよく映っています。本来必要の無いものがなぜ映っているのか。

スイートタイプは2カメラ2名での撮影スタイルです。
たとえば挙式の入場時、だいたい1分半から2分ほど入場シーンはあるのですが、正面にカメラを据えて入り口から入ってくる新婦様とお父様の映像を撮り続けた映像が続くと、5回目に見たときには早送りをしているかもしれません。だからスイートタイプでは正面のカメラは入場シーンの前に、正面で待つ新郎のアップを撮ります。もう一台のカメラは後方入り口横から入場してくる新婦様、新婦のお父様の顔のアップを撮ります。このとき仮に「不要なものを映さない」撮影をすると、正面のカメラで新婦様を映そうとすると、後方にいるカメラマンが新婦様の後方に映ってしまいます。でもスイートタイプではあえて正面のカメラは新婦様とお父様を正面から撮ります。そして後方のカメラも新婦様とお父様が歩いている後方からの姿を撮影するのですが、当然正面のカメラマンが映りこみます。

映像の世界では裏方が画面に映るのはタブーですが、新郎新婦様の表情を2台以上のカメラで、しかも一生に一度の生放送の中で、さらにそれほど余裕の無い広さの会場の中で、できるだけたくさんの角度、方向からのカメラで収めようとすると、どうしても画面後方にカメラマンが映りこむのは避けることができません。映りこまない撮影をご希望されるお客様にはそういう撮影をさせていただくこともできますが、カメラを動かせる角度が極端に狭くなってしまいます。結果的に色々な角度がなくなるので、スイートタイプ本来の、内容の濃さは期待できなくなってしまうのです。

極力裏方の人が入り込むのは嫌だという場合は専属業者様にご依頼するのがベストです。
裏方が映っても良いから、新郎新婦、ゲストの表情をできるだけたくさん、色々な角度からほしい方は、ぜひスイートタイプにご依頼ください。

アドバイスを書くときって、だいたい何か書いた内容の事で問題があった時なんですが、先日は初めて同業者の方に撮影をお願いしたのですが、カメラマンの撮影以前の基本である、カメラ特性による音声が割れていたり、映像にノイズが入ったり、水平バランスがめちゃくちゃだったりのミスがあって、報告をしたら、スイートタイプの映像はカメラマンが映りこんでいたり、映像がブレていたりしているからレベルを合わせたとご連絡いただいて、あ、やっぱり僕らのサービスは、同業の方には理解してもらう事は難しいと思ったので、こんなアドバイスを書いてみました。
音声レベル割れていますの図↓

もちろんスイートタイプではカメラの特性による、音声レベルや、水平バランスはちゃんと調整していますし、ブレてはいけない場面などでブレない撮影もしていますのでご安心ください。ただ、良いカットの欲が多いので、どうしてもカメラマンはよく映りこみます。。。

感動なんか無くても良い、とりあえずちゃんと撮れていればという方、私どもはご依頼をお控えください。感動したい、笑いたい、泣きたい方、ぜひ私どもにお問い合わせください。もちろん記録撮影の時は固定で撮りますし、CM製作などの際にはクライアント様の指示通りの撮影を行います。ブライダルはスイートタイプオリジナルなんです。

最近お客様の事を考えて撮影や編集をすればするほど、ご同業の方からは「タブー」とか「おかしい」とか言われますが、最高の賛辞だと考えると、気分も良くなります。

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