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普通の司会者 良い司会者 [結婚準備アドバイス]

今日は普通の司会者様と、良い司会者様の違いについてお話しさせて頂きたいと思います。

披露宴の司会者様、当然皆様その道のプロですから、素人みたいな人はいません。でもやはり普通の司会者様と最高の司会者様との差はかなりあります。

●普通の司会者様とは
当日の進行表通りに進行を進めることができる司会者

●良い司会者様とは
当日の進行表に書いていない部分までを全て把握して進行を進めることができる司会者

△進行表とは
披露宴の進行をスムーズに進めるため、当日の披露宴の進行にしたがってスピーチや余興、歓談、イベントの順を書いている用紙です。

△進行表に書いていない部分とは
会場の雰囲気、会場スタッフの動き、料理や飲み物の出具合、スナップカメラマンの動き、ビデオカメラマンの動きで。良い司会者様はその全てを把握しながら、披露宴にかかわる全ての人がスムーズに作業を進めるように行動、発言をしてくれます。

■会場の雰囲気
余興やスピーチによっては、終了後、スベってしまってしらけることもあります。そのしらけ具合をそのままに「ありがとうございました」で締めるのが普通の司会者様で、あたかもそのスピーチが最高のものであったかのような錯覚を覚えさせるコメントをその場で考えて繰り出して会場を和やかに収めるのが良い司会者様です。本当に上手い司会者様は、滑った余興やスピーチが終わった後、司会者様自ら余興をされる方やスピーチをされた方にコメントを求めて会場に和やかさ、笑いを提供した後にそのスピーチを締めるという事をされます。

■会場スタッフの動き・カメラマンの動き・料理・飲み物の提供具合
会場のスタッフがどの位置にいるか、何を考えているかを常にアンテナを張り巡らせて、常に会場全体を見渡しています。次のスピーチに入るときに、ゲスト全員がすっと入り込めるタイミングを作れる司会者様の場合、必ず会場全体がスピーチを聞き入れる環境になり、普通の司会者様の場合は、会場がざわついたまま、スピーチをされることがよく起こります。同じように、歓談の撮影をしているカメラマンがどの位置にいるか、今スピーチの案内を始めて、カメラマンが正面での撮影にすぐに入ることができるかなども、見ていただける司会者様などには本当に感謝の一言です。

たとえば、歓談があって、次のスピーチの方へのアナウンスの時

×普通の司会者様は
「ご歓談中失礼いたします。それではここでゲストの方よりご祝辞を頂戴したいと思います。ご祝辞を頂戴いたしますのは新郎のご友人の●●様です。それでは●●様、よろしくお願いいたします」

上の文章そのまま棒読みです

×良い司会者様は
「ご歓談中失礼いたします。披露宴も盛り上がってまいりましたが、このあたりで、ゲストの皆様よりご祝辞、メッセージなどを頂戴してまいりたいと思います。ご起立のお客様には、恐れ入りますがいったんお席へとお戻りいただきますようにお願いいたします。ご祝辞を頂戴いたしますのは新郎のご友人の●●様です。それでは●●様、よろしくお願いいたします」

×そして最高の司会者様は
良い司会者様と同じ発言ですが、会場の間を見ながら、またそれプラスにつなぎのコメントを入れながら、会場が静まるように持っていってから、スピーチへとつなげる力を持っておられます。

上記を心がけておられるかどうかで、会場の雰囲気はがらりと変わったものになります。

だから、司会者様はとっても大事です。
しっかり決めたいところですね。

【今週の予定 15日版】
16日・20日をお休みさせていただきます。
18日は事務所で打ち合わせの為、お会いしての打ち合わせなどはできません。
21日は撮影日程の為、事務所不在となります。
その他の日程は事務所で仕事をしています。

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