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照明って大事ですよ [結婚式のビデオスナップ撮影アドバイス]



料理よりも見えてこないかもしれない「照明」です

室内照明はどこの会場でも、ぶっちゃけ普通の家でもあるのが当たり前です。そうではなくてここでいう照明とは、新郎新婦を綺麗に見せる照明です。たとえば披露宴の入場時に新郎新婦にあたるピンスポットライトは、お二人を披露宴会場の中にくっきりと浮き立たせるようによって綺麗に見せてくれるし、キャンドルサービスのときは真っ暗の会場にろうそくの炎と、二人の姿だけが浮かび上がる姿で、美しさが倍増されます。

また披露宴会場正面の新郎新婦が着席する高砂の席にも、会場とは違うふたりだけの照明を当てることで、新婦と新婦の衣装がより綺麗に会場に映えるのですね。家庭用の蛍光灯には昼光色と白色という色の種類があって、昼光色は青色がかった色、白色はやや茶色がかった色に分かれます。

結婚式場でもそれは同じで、最近の流行のレストランウェディングでは間接照明で明かりの色が茶色がかったものになる色のライトが多用されています。この茶色いライトは会場全体の雰囲気がいい感じに出ているのですが、新郎新婦の衣装のことを考えると率直に申し上げて「最低」のライトです。茶色がかった色の照明は、白のドレスは茶色っぽく見えて、紫のドレスは群青色のドレスに見えます。

反対に、ホテルなどでよく利用されるピンスポットは昼光色といって、青に近い真っ白な色のスポットを使うことで、新婦の白のドレスをより白く見せて美しく見せてくれます。レストランウェディングなどでもピンスポットだけは昼光色を使っているところもありますが、やはり照明設備ではホテルにはかないません。また京都全日空ホテルやブライトンホテルなど一部のホテルでは入退場時に照明効果で幻想的な演出をしてくれる会場もあります。僕はホテルの関係者ではないので詳細はホテルに問い合わせをしてください。

レストランウェディングや、パッと見た目の雰囲気の良いウェディングハウスのほとんどは、外光が入って、外庭がある。ということは必然的に外光を完全に遮断できない=新郎新婦が際立つ照明演出ができない、といった結論になります。

実のところ、どちらを選ぶはかは新郎新婦のセンスと感性です。雰囲気重視か、主役になりたいかです。照明効果だけでも楽しみは山ほどありますが、こセンスや感性で選ばないといつまでたっても迷ってしまいますね。「雰囲気」を大事にするか「新郎新婦」を大事にするか。難しいところですね。

ちなみに僕らのビデオ撮影でも、デジタル記録は皆さんご存知「ホワイトバランス」という調整機能があり、会場照明に統一性が無いときは大変だったりします。


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